安全にスムーズな生活環境

高齢になって、だんだん足腰が弱っていくと、住まいの中では、そんなに問題だと思わないことでも、外出するとなると、すごく勇気がいり、緊張を強いられるようになります。玄関というのは、そんな外と内とを繋ぐ場所です。玄関アプローチから玄関土間と玄関ホールまで、段差をなくすことで、安全に、スムーズに移動することができます。しかし、全く段差がないということは、これはこれで、新たな問題が起こります。玄関では、どうしても、靴を履いたり、脱いだりしなくてはいけません。若くて、元気な時には、何でもないことですが、高齢になると、それが難しくなってしまいます。

私の従妹が、高齢の両親と同居するために、二世帯住宅を新築しました。両親が段差につまずいて、転倒しないように、住まいの中をバリアフリーにしました。玄関ホールから左手に廊下を伸ばして、その南側に両親のプライベートルームを設置しました。廊下の北側にトイレや洗面脱衣所やバスルームを設置しましたので、生活動線も楽にしました。福祉住環境コーディネーターの資格を持つ工務店さんが、自分達が気付かない所をアドバイスしてくれました。

特に、玄関では、段差がないため、靴を履いたり、脱いだりする時、高齢者がバランスを崩しやすくて、転倒する危険性があることを指摘されました。玄関の左側には、家族全員の靴などが収納できるように、シューズクロークを作りましたが、シューズクローク内の南側の壁にベンチを取り付けました。ベンチの下に両親の普段よく履くウォーキングシューズを収納していますから、座って、脱いだり、履いたりすることができます。バランスを崩すことなく、安全です。
そのベンチの横には、手摺を設けて、立ちあがりやすいようにしました。実際に、両親の身長に合わせて、取り付けてくれたので、便利です。

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This entry was posted on 水曜日, 9月 10th, 2014 at 9:25 AM and is filed under 家造り . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.